2022年9月1日秋祭り、森の栖に<大獅子>やって来た
2022年9月1日 木
【写真:山代温泉の秋祭り<八朔祭り>の大獅子が森の栖にやって来ました(2022年9月1日撮影)】
毎年9月1日は、
山代温泉の服部神社で行われる
秋祭り「八朔祭り(はっさくまつり)」の日。
地域の代々伝わる<大獅子>が
五穀豊穣を祈願し、
服部神社境内で舞を奉納し終わると、
山代温泉のあちらこちらを練り歩きます。
そして、
その<大獅子>が森の栖にもやってきました。
通常は<大獅子>を引いて練り歩きますが、
今年2022年は、朝から雨のため
<大獅子>のみトラックに乗せての
練り歩きで、森の栖に来館。
山代温泉の<大獅子>は、
金沢をはじめ石川県加賀地方では
加賀獅子とも呼ばれています。
大獅子は獅子頭に、
囃方(三味線・笛・太鼓)が全員
中に入ってしまう巨大な胴体(蚊帳)。
演技は獅子頭に対し、
武士文化の石川県らしく武術の技を取り入れて、
棒・薙刀・刀などの武器を手にした「棒振り(演者)」が、
「セイヤー」と掛け声をかけ、技をきめ、
最後に大きな胴体と頭をもつ獅子を退治する
演技で終了となりました。
この<大獅子>を見ると、
暑い夏から、
実りの秋のシーズンになったと実感します。